こんにちは。
カウンセラーママのAYAKOです。
最近ストレスという言葉、本当によく聞きますねー。
育児でも仕事でも時には家族や友人などの人間関係でもストレスを感じますよね。
もちろん私も育児はもちろん仕事も、そして主人に対してもストレス感じずにはいられません(泣)
そこで今回はストレスによる症状、病気について記事にしました!
ストレスってよく聞くけどどんな影響があるのでしょう。
ストレスは目に見えるものではないので、気付かずに蓄積されていることも多いです。
そしてストレスに身体に色々な影響を及ぼします。
さまざまな症状のサインを送ってくれます。
そのサインにより自分がストレスが蓄積されているんだと気付くことも少なくなくです。
そのサインにも気付かずに対処できずにいるとあらゆる疾患を発症してしまう可能性もあるのです。
この記事ではストレスによる症状・疾患をまとめています。
そしてストレスへの対処法も載せていますので、現在ストレスを感じている方もそうでない方もこの記事を読んでストレスによる身体への影響を知りましょう。
ストレスによる症状
ストレスを感じそのストレスを対処できずにいると身体面、行動面、心理面にストレス反応が現れます。それぞれこのような症状が出てきます。
身体症状として動悸、冷や汗、胃痛、下痢、手の震え、筋緊張による頭痛・頭重感、疲労感、食欲不振、睡眠障害、めまい・ふらつき、耳鳴り、身体各部位の痛み、微熱など
行動面としては遅刻や欠勤などの勤怠不良、ミス、アクシデント、口論やトラブルが増える、飲酒量や喫煙量の増加が挙げられます。
心理面の反応として精神症状も出現します。不安、緊張、イライラ、怒り、興奮、混乱、落胆、憂鬱気分がしばしば見られます。
現代社会を生きていれば、どれか一度は経験したことあるような症状かもしれません。
私もストレスを感じた時やメンタルヘルスに不調をきたした時には不眠や食欲不振、疲労感の身体症状や憂鬱な気分という精神症状がありました。集中力も減退したのでミスも増えていたかもしれません。
ミスやアクシデントは人間ですので平常時でも誰でも起こりうるものです。
しかし今までできていたことができなくなる、明らかに不自然なミスが重なるということはストレスの影響かもしれません。
身体面や行動面に異変が現れた時、怠け者だとか不真面目だと個人の問題だと決めつけてしまうのではなくストレスによる影響ではないかと考えてみることが大切です。
これらの異変にいち早く気付き、ストレスに対処することが重要となってきます。
ストレスによる疾患(心の病気)
ストレスを放置するとメンタルヘルスに変調をきたしたり、心身症にもつながってしまうことがあります。
状況が悪化してしまうと、具体的にはどうなってしまうのでしょう。
実はストレスによって心の病気と身体の病気になってしまう可能性があります。
心の病気はよく聞くと思いますが実は身体の病気にもなり健康に影響を及ぼしてしまう可能性があるんです。
どんな病気があるのでしょう。以下にまとめました。
うつ病
現代では特に珍しい病気ではなく誰でもかかる可能性がある病気だといえます。
上記にあげた身体症状で異変に気づくことが多く身体の病気だと思う人が多いです。
症状は午前中が重く、特に憂鬱な気分になります。ここで注意したいのが、朝の気分は重いですが朝早く目覚めてしまう早朝覚醒という症状が見られます。
そして意欲減退、食欲不振も見られ、今までできたことができなくなる行動の抑制も見られます。また自殺願望(希死念慮)も見られることがあります。
統合失調症
意外と人口の0.7〜0.9%に出現します。
10代から30代の若年者に発症しやすく、妄想と幻覚・幻聴の症状が特徴的です。
原因は不明とされている疾患ですがストレスを強く感じている環境だと発症しやすいといわれています。
薬物療法により幻覚・幻聴の陽性症状が落ち着いたとしてもコミュニケーション障害や引きこもり傾向などの陰性症状が後遺症として残ります。
パニック障害
動悸・過呼吸・冷や汗などのパニック発作が予期できずに出現します。そしていつまた発作が現れるか分からない恐怖を感じてしまう予期不安も特徴的です。
適応障害
ストレスにより不安や憂鬱な気分、今までできていたことができなくなった行動抑制により生活に支障をきたします。うつ病や不安障害などの他の疾患に該当するほど重篤ではないものと定義されています。
アルコール依存症
ストレスとの関係が深いとされています。
依存が進むとアルコール摂取が毎日になり量が増える、ブラックアウトと言って飲酒により記憶をなくすことを度々繰り返すようになります。
身体的にも依存をすると手の震え・冷や汗・イライラ感・不眠などの離脱症状が出現します。
ストレスによる疾患(身体の病気)
ストレスとの相関が認められ、身体症状のみならず身体に障害を及ぼす病気です。
具体的にはどんなものがあるのでしょうか。見ていきましょう。
高血圧症
言わずもがな血圧が上がる疾患で、生活習慣が大きく関係していると言われている疾患です。
ですがストレスにより血圧が上昇してしまうのはよく知られています。
胃・腸潰瘍
ストレスにより消化器官に潰瘍ができてしまいます。
胃潰瘍などはストレスによる心身症で一番有名なのではないでしょうか。
過敏性腸症候群
下痢型、便秘型、下痢と便秘の交替型(不安定型ともいう)に分かれます。
緊張型頭痛
頭が締め付けられるような頭痛が見られます
気管支喘息
風邪、疲労、ストレスでも発症します。喘息発作は咳などの軽いものから「ゼーゼー・ヒューヒュー」呼吸音が聞かれる呼吸困難もあります。
円形脱毛症
原因はよくわかっていないようですがストレスにより髪が抜けてしまいます。ストレスを改善することで髪は自然と生えてきます。
摂食障害
こちらはよく知られており、女性に多い病気です。摂食障害につながるその人の中に問題が潜んでいることが多いです。その問題に対してじっくりと対応していく必要があります。
心身症による症状の影響から遅刻や欠勤につながるケースも見られます。
思い当たる症状がある方はストレスがたまっている自覚があってもなくても、心も身体も自分自身をゆっくり休ませてあげて欲しいと思います。
ストレスを感じているだけでも辛いのに、どこかに症状が出ていて生活に影響を及ぼしているとなるととてもお辛いと思います。
心身症に対しては身体症状の治療だけでは不十分で、症状を増悪させるようなストレス要因を減らすことが大切です。
実は私も元安倍総理と同じ潰瘍性大腸炎という難病を患っています。ストレスが溜まるとやはりお腹が痛くなります。そこで最近ストレスが溜まっていたんだなぁと気付くことがしばしばあります。
まずはこれらの病気による症状がストレスによるものだと自分で認識することが大切です。どこにストレスとなる原因があるのか、自分自身見つめ直してみましょう。
ストレスによる症状・疾患への対応
ストレスによる症状が出ている時
ストレスによる症状や疾患への対応は休養と薬物療法が基本です。
薬物療法とはお薬を処方してもらい服薬することです。そのためには心療内科、精神科の診療が必要となります。
症状が出ている場合には個人的には早めに心療内科や精神科の受診をお勧めします。
なぜなら不眠が続くと心身ともに悪影響です。
睡眠が確保されないうちは心も身体も休まらないですし睡眠不足は生活習慣病につながるというデータも明らかになっています。
私も看護師として働いている時にメンタルヘルスの不調を感じた時には、精神科を受診し睡眠薬を処方してもらい服用していました。
もちろんそれで悩みが解決するわけでもなく気持ちや身体が完全にすっきりするというわけではないんですが、不眠へのストレスはなくなり少し身体も楽になった気がしました。
ストレスを我慢して放置せずに何らかの対応をとって自分を楽にしてあげましょう。
診察を受け、睡眠薬をもらうなりして睡眠不足だけでも解消してゆっくり身体を休ませて欲しいと思います。
症状はないけど自覚はある時
症状はそこまででもないけれどストレスを自覚されている方は、ストレスを軽減できるよう自分に合った対処法を見つけましょう。
個人での対処が難しい時にはソーシャルサポートと言って社会資源もたくさんあるので活用しましょう。
自分では対処が難しい、誰かに話を聞いて欲しいということであればカウンセリングを受けたり、気軽に相談できる電話相談やSNS相談などを利用して欲しいと思います。
カウンセリングや気軽に受けられる相談に関しては以前まとめた記事を参考にしてください。
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【気軽に無料で】悩んだときにこころの相談ができるところ
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まとめ
- ストレスによる症状には身体面・行動面・心理面に及ぶ。
- ストレスによりうつ病や適応障害などの心の病気になりうる。
- ストレスにより高血圧や胃・腸潰瘍などの身体の病気(心身症)になりうる。
- ストレスへの対応は自分を休ませてあげる。
- ストレスによる症状がある時には受診を。
- 悩みがある時には無料相談などの社会資源も活用しよう。
- ストレスを感じる時には自分なりのストレス発散法を見つけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んでいるみなさんも辛い時はそのままにせず自分を大切にしてください。
まずは自分のストレスを自覚し自分なりの対処行動、ストレス発散方法を見つけていきましょう。
辛い思いをせず笑顔で毎日を過ごせるように祈っています。
この記事を読んで毎日頑張っている、辛いと感じている人の参考になれば幸いです。