こんにちは。
カウンセラーママのAYAKOです。
こころが疲れてしまうことってありますよね。
コロナ禍も相まってこころの不調を訴えている人は多くなっているようです。
悩みを人に話せる人、抱え込みやすい人もいます。人に頼らずいつも一人で頑張ってきたんですよね。悪いことではないですが、頑張りすぎも辛くなってしまうので心配です。
悩みは人それぞれ。自分でいろいろ調べたりするのも負担ですよね。疲れているからこそそんな気力もないかもしれません。
そんなあなたのこころが軽くなるようにまずは気軽に相談できる機関をまとめました。カウンセラーによる本格的なカウンセリングとは違い、主に電話やメール相談など気軽にできるものを紹介していきます。この記事を読めば相談できるところが見つかりますよ。
カウンセリングについてもまとめています。本格的なカウンセリングを継続的に受けたい方はコチラの記事を!
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こころの相談ができるところ
健康保険組合
意外かもしれませんが加入している健康保険組合でも悩みやこころの相談ができます。
ご自身が働いているところ、家族の扶養で加入している健康保険組合があれば被保険者と被扶養者もこころの健康相談ができます。日本では国民皆保険制度をとっています。誰でももれなく相談できるはずです。健康保険組合には健康保険法により被保険者や被扶養者に健康相談などの予防に関わる事業も行うよう努めるように定められています。
また、自治体ごとの国民健康保険組合に加入している人もいますね。その場合は市役所の健康増進課や保健事業部などで相談に乗ってくれます。ある自治体では加入者は24時間電話相談を受け付けているところもありますよ!!
メリット
メリットは日本では誰でも受けられること。そして健康に関することなので誰にでも権利はあるので相談しやすいと思います。自分の加入している保健組合なので相談相手に対しても信用できますね。
基本的には保健師や看護師という資格保有者が相談に乗ってくれるところが多いようです。健康保険組合に属している産業保健師の中には産業カウンセラーの資格を保有している人がいます。私の友達にも何人かいますよ。
デメリット
健康保険組合それぞれでサービス内容は異なります。無料であったり有料あったり、また無料だと回数が決まっていたりします。自分は加入しているはずだけど、自分の健康保険組合のサービスがよく分からない場合も多いと思います。まずはいろいろ調べる事が負担になる場合も。
そして自分が家族の被扶養者であれば被保険者に知られる危険があることもデメリットです。
市役所や保健センター
住んでいる自治体の保健所・保健センターで相談ができます。
こころの健康相談から社会復帰相談、認知症、思春期の問題に関しても相談することが出来ます。保健所、保健センターでは保健師、医師、精神保健福祉士などの専門職が対応します。カウンセリングいうよりは相談要素が強いと思います。
メリット
市町村の保健センターなので地域住民なら誰でも相談をすることができる事です。また市町村に勤務している専門職に対応してもらえるので安心ですよね。そして必要があれば地域の専門医療機関への紹介もスムーズに対応してくれると思います。
デメリット
デメリットとしては保健センターが空いている平日の日中しか利用できない事ですね。また住んでいる地域によっては近所の人に知られたくない場合や役所に知り合いがいる場合はなかなか相談しづらいかもしれません。
厚生労働省の窓口相談
厚生労働省「働く人のこころの耳」
無料で電話相談、LINEによるSNS相談、メール相談をすることが出来ます。産業カウンセラーの資格保有者が相談に乗ってくれます。電話相談では1回20分で土日も対応しています。SNS、メール相談では24時間受け付けています。
厚生労働省「こころの健康相談統一ダイヤル」
厚生労働省のホームページより電話をかけることができます。こころに限らず、経済のことなどさまざまな悩みを電話で相談することができます。フリーダイヤルにかけると都道府県・政令指定都市別の精神保健福祉センターのなどの行政による相談窓口につながるようになっています。
メリット
対面せずに相談できること、行政が運営しているものなので相談費用は無料です。対面では緊張してしまうという人、費用はかけたくない人にはちょうど良いと思います。
社会の仕組みをわかっている人に相談ができるので必要時には地域の社会資源につなげてもらえるので安心です。また、例えばこころの耳ではカウンセラー養成講座を修了し試験に合格した産業カウンセラーがカウンセリングをしてくれます。産業カウンセラーは産業・キャリア・カウンセリングの知識を持っています。
「こころの耳」も「こころの健康相談統一ダイアル」も相談する相手がカウンセラーや行政の職員ですし、組織としてもわかりやすいので信頼・安心感があります。
そして月・火曜日の夜間、土日も対応していますので仕事がない日に家で相談ができますね。
デメリット
時間が無制限というわけでなく、決められている場合があります。長くじっくりは相談できないかもしれません。
「いのちの電話」などの民間相談窓口
厚生労働省補助事業として電話相談、SNS相談等が行われいる団体一覧が厚生労働省のホームページに記載されています。LINE、Twitter、FacebookのSNSを使って相談できる団体もあります。10代向けや若者向けのサイトもあります。
「よりそいホットライン」は電話相談・FAX・チャットなどのSNS相談にも対応しています。そしてなんと外国語にも対応しています。
「いのちの電話」は極端に追い込まれてしまっている人のための電話相談、インターネット相談に対応しています。厚生労働省補助事業を長くつとめており歴史があるいのちの電話連盟が運営しています。
厚生労働省のサイトには、こころの相談としてSNS相談に対応している特定非営利活動法人がホームページにいくつか載っていますのでリンクを貼っておきますね。
メリット
夕方から夜間の時間帯、土日も対応してくれるので仕事を休むことなく相談できます。そしてSNSでの相談は気軽に相談しやすく、対面しなくて良いですし、自宅からできるのでカウンセリンのハードルを下げてくれますね。
今、このとき、不安が襲って辛くてどうしようもないときもありますよね。そんな時に話を聞いてもらえる場所があるのは心強いと思います。
そして厚生労働省にも認められているしっかりとした団体が相談に乗ってくれるのは安心でしょう。
デメリット
きちんと技術を学んだカウンセラーがカウンセリングしてくれると記載している団体もありますが、団体によっては普通の主婦が相談に乗るところもあるようです(個人的には資格なんかなくても、すごく話を聴くのが上手な方もいるので一概に悪い・良いとは言えません)。
ただ、辛いあなたの気持ちによりそい、きちんと話を聴いてくれる人ならばきっと心は楽になると思います。
その他民間や個人の相談サイト
もちろん公的なものではなくても相談できるサイトは世の中に多くあります。メンタルヘルスケアは近年とても重要視されているので、相談ができるサイトはたくさん見つけることができました。それぞれ電話相談からオンライン相談・SNS相談と相談できる手段も多く用意してあります。
メリット
サイトのコンセプトを確認し自分に合ったものがあれば納得して相談ができますね。そして自分にあった相談手段を選択することができます。
デメリット
世の中に存在する数多くのサイトから選ばなければいけないです。そして優良な相談サイトかどうか自分で見極めなければいけません。こころが疲れているときにはそれが負担になってしまうかもしれませんね。
話すだけで楽になる
カタルシス(浄化作用)と言って話すだけですっきりすることもあります。
私が紹介したSNSや電話の無料相談の意義はここにあると思っています。
この記事を読んでいる方は今も辛い思いをされて過ごしているのでしょうか。
辛いことがあるのなら一人で抱え込まずに相談してみてください。
個人情報保護は厳守が当たり前の時代。安心して相談してくださいね。
まとめ
- 今この時代は電話やSNS、オンラインでも気軽に相談ができる。
- 無料で受けられる相談窓口も多い。
- 公的機関でも多くの相談窓口が設置されている。
- 民間の相談サービスも多くある。
- まずは自分のあったところで相談してみましょう。
- 相談によって知り得た個人情報は必ず厳守される。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
悩んでいることがあり毎日苦しい、誰にも話せず一人で悩みを抱え込むのはとても辛いですよね。
コロナ禍もいつまで続くかわからず不安な日々です。
相談することで少しでもこころが楽になり、あなたらしく笑顔で過ごせることを願っています。
この記事を読んで毎日頑張っているあなたの役に立てたら嬉しいです。