記事を開いてくださってありがとうございます。
カウンセラーママのAYAKOです。
この記事を見ている人は産業カウンセラーを目指す人か興味がある人でしょうか?
産業カウンセラーは学科試験を受けて合格しなければ産業カウンセラーを名乗ることはできません。
なので資格取得を考えている人は試験が気になりますよね。
こんな疑問をお持ちではないでしょうか??
先日2021年の1月に産業カウンセラーの学科試験を実際に受けてきた筆者がこの疑問にお答えします。
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2021年3月、学科試験合格していました!!
実際に試験を受けて私が必要だと感じた勉強法をお伝えしたいと思います。
ここでは主に学科1についてお話ししていきますね。
今回記事で参考するテキストは「産業カウンセリング〜産業カウンセラー養成講座テキスト」の第7版になりますのでテキストご注意ください。(2021年2月現在に進行している産業カウンセラー養成講座はこのテキストです。)
産業カウンセラー試験への効果的な勉強方法
テキストの熟読
効果的な勉強法はズバリ、テキストの熟読と問題集やe-Learningの理解度確認テストの問題を何周か勉強することです。
産業カウンセラーの養成講座のe-Learning中も文章で出てきましたが、試験は講義を元にしているのではなくテキストを元にして出題されます。
なのでテキストを理解することを優先的に勉強するべきです。
正直テキストを何周も熟読し内容を覚えることができれば絶対合格です。
そんなのは当たり前なんですが、それがなかなか時間がないし、読んでも頭に入ってこなかったりしますよね(私だけではないと願います)。
そんな方には!
問題集やe-Learningの理解度確認テストの反復
産業カウンセラー協会から発行されている問題集や養成講座中のe-Learning中の理解度確認テストの問題をきちんと解いておけば良いです。
出題の特徴も掴めますし、出題されやすい部分も理解できるはずです。
何周か繰り返して解くことで自分が理解不足である部分も教科書で確認することになるので理解度も深まります。
正直実際のテストでもこれこれ問題集のやつじゃんって感じで問題の半分以上はスラスラ解けますよ。
産業カウンセラー協会から出版されている演習問題集はこちらです。
ちなみにこちらの問題集を購入するときは産業カウンセラー協会の会員だと35%割引で買うことができます。
演習問題集が現行のテストの形式で正誤問題となっています。
厳選問題集が今までの過去問題集なので現行の試験の問題とは形式が異なります。
私は問題集の購入を決めたときは産業カウンセラーの会員ではありませんでした。
会員ではないので割引がなくて問題集代が高くつくのが嫌で厳選問題集は買わずに演習問題集だけ購入しました(せこい)。
そしてe-Learningの理解度確認テストの問題と演習問題集のみに取り組んでいました。
理論家の人名は覚えよう
あと試験勉強をする上で気になるのが理論家たちの人名ですよね!
私が産業カウンセラーの試験勉強をする際に参考にしたYouTubeでは
「人名索引」に載っている人物について一人一人どんなことしたのか言えるようにと言っていました。
そのyoutubeを見たときは正直「そこまでしなくても!!」
と思いました。なので私自身そこまでは取り組まなかったです。
が、本番の産業カウンセラーのテストでは容赦無く人物と理論を照らし合わせて正誤を問う問題がたくさん出題されていました!
なのでそこまで取り組めれば安泰だと思います。
人物名が多いのがこちらの章。
- 9章の「カウンセリング理論と方法」:エリクソンは当然ながらウィニコットやメラニークラインもよく出題されます。
- 12章の「パーソナリティ心理学と心理アセスメント」:ユングとフロイトの発達課題は必須ですね。
- 14章の「産業組織の心理学」:ここは理論家パラダイスです!!みなさん14章は大体の理論家を覚えられるように頑張りましょう!!
- 22章の「キャリア形成への支援」:ドナルド・スーパーをはじめとしたさまざまな理論家が出題されます。
わざわざ外部の対策コースを受けるべき??
外部の対策コースを取らなくても大丈夫です。
私の講座のメンバーでは外部の対策コースや産業カウンセラーの対策講座をとった人はいませんでした。
もちろん取ったことがないので、それらがどれくらい要領がいいのかここではお伝えすることはできません。
ただ実際に学科試験を受けてみて問題集を反復することと教科書を読むことで十分だと感じました。
学科試験はどんな問題が出た?
では実際の学科試験ではどんな問題が出たのかとお伝えしていきます。
当日の産業カウンセラーの試験では問題集と全く同じ問題も出ましたし、見たことない問題も出ました。
ですが半分以上の問題は問題集、もしくはe-Learningの理解度確認テストの問題でした。
試験中の問題の既視感がすごかったです。
問題集の問題を少し単語や数字を変えた問題もたくさん出ていました。
上での書きましたが人名と理論が合っているかの正誤を問う問題多かったです。
養成講座で新しく変わった法律や制度は狙われるよーなんて言っていたのですが、それよりも人名の多さが目につきました。(そして滅入りました笑)
まとめ
- 確実に教科書の内容で出題される。
- 厳選問題集、e-Learningの理解度確認テストを何周も解く。
- 外部の試験対策の講座はなくても大丈夫。
- 問題集やe-Learningの理解度テストの問題から出題される。
- もちろんそれ以外からも新しい問題が出題される。
あくまでも個人の感想、意見ですのでご了承くださいませ。
産業カウンセラーを受ける予定の方、試験勉強に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。
長い養成講座をやっと終えたんですから学科試験で受かりたいですよね。応援しています。